コーチ紹介
渡辺 重明
(ワタナベ カズアキ)
ボクシングトレーナー
●1987年1月1日生まれ 山羊座 🐰年 三男
●千葉県流山市在住(柏市出身)
●嫁さん大好き(嫁さん:群馬県出身)
●娘の名前 長女:花(6歳)
次女:音(3歳)
長男:漸(0歳)
●元プロボクサー
●ケツメイシ好き
【history】
みんなは笑いました、でも
中学3年生の時、高校に進学しないでプロボクサーになる!と意気込んだあの日
私「斉藤先生、俺は高校行かない。学校に通わずボクシングジムで毎日めちゃくちゃ練習して世界チャンピオンになる!」
斉藤先生「渡辺、一旦冷静になれ。お父さんお母さんにその事は話してあるのか?」
私「親は知らない。親は関係ない。そんなのどうでもいい。」
斉藤先生「・・・わかった。とにかく今すぐに決定することでもない。少し時間をくれ。また声を掛ける。」
この時の会話は今でも覚えている。
先生は私との進路相談の中で、私の家庭事情の「何か」を察して深く踏み込まないでくれた。
そして、斉藤先生との出逢いが、私の人生の大きな分岐点でもありました。
丁度、進路相談が始まったこともあり、当時親と会話をしていなかった私は祖母と電話する機会があった際、自分の高校進学しない意向を話した。
祖母は進学しないことに猛反対し、何やら私が進学せずプロボクサーになるとの噂が広まった親戚中が「そんな甘い世の中じゃない。就職する時に困るから高校だけは行くように!」と、とにかく反対だった。
進学進学って、目的の無い進学なんかに価値はないと思っていた。
最初の進路相談から数日後、放課後先生に相談室へ呼ばれた。
斉藤先生「渡辺、進路のことだがお前に提案がある。ボクシングの世界チャンピオンを目指すのは先生もちろん応援する。しかし、先生としては高校だけは出て欲しい。」
私「先生、高校で勉強したところで強くなれない。前も言ったけど高校へは行かない。行く意味を感じない。」
斉藤先生「待て、話しを聞け。近くの高校に、ボクシング部がある高校を見つけたんだ。まずはそこへ見学に行ってみないか?というか、実はそこの高校の先生にもう電話して、部活動の見学をさせてもらえないか相談した。そしたらいつでも来ていいって。」
渡辺「そんな高校があるのか。でも先生俺は高校に進学する気はないよ。」
斉藤先生「とにかく、一回見学行ってみてから決めても遅くないだろう。」
私「わかったよ。わかったからとりあえず、部活の見学は行くよ。」
七月初旬の暑い季節
早速、先生が高校と調整をしてくれたこともあり、その週の土曜日に流山高校ボクシング部の練習へ見学どころか、参加することとなった。
BLOGへつづく・・・
幼少の頃から空手・柔道・剣道・合気道・レスリングを習い経験する。
15歳でボクシングと出逢い、千葉県立流山高校ボクシング部に所属しインターハイ4位
高校卒業後プロボクサー4戦無敗で新人王トーナメント一週間前に網膜剥離で引退。